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□気持ちを行為で ※
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本は世で言うBLという類いの漫画だった。それを頼りに動こうとトキヤは決めた。

最初は『相手の突起を舐めたり転がしたりして刺激を与える』


「ひっ…ぁ…」


実際にしてみると音也はピクンと反応した。漫画の通りにやって摘むと「やぁっ…!」と艶っぽさが増した声で啼いた。


「気持ちいいですか?」

「んっ…や…」

「嫌、ですか…では次は…」


『相手の中心を刺激』


漫画では上にいる人が膝でグリグリと刺激をしている描写だ。それをそのまま実行しようとするトキヤ。


「あっ…やだ…ぁんっ…!」

「啼き声…可愛いですよ」

「や…んあぁ…!」


顔を真っ赤にして啼く音也が愛しいトキヤはもっとよくしてあげようと音也自身への刺激をやめない。


「音也…濡れてきましたか?」

「い、言わな…いでっ…」

「一回イきましょうか」

「え…あっ、ひゃあっ…トキ、ヤ…ふあぁあっ!」


強く刺激された音也は甲高い声を上げながらズボンの中で絶頂を迎えた。


「はぁっ…なんかズボンがぐしょぐしょ…」

「気持ちよかった証拠です。さぁ音也、脱いで下さい。」

「え…?」

「これだけでは終わりませんよ?私はあなたに煽られているのですから」


濡れたズボンを気にする音也は恥ずかしがりながらパジャマを脱いでいく。一方のトキヤは音也の喘ぎに耳を犯されたが理性をなんとか繋ぎ止めていた。


「トキヤ、ぬ…脱いだよ?」


次にするのは
『中心を扱く』


内容を見てはガシッと抵抗なく手で音也自身を握る。


「あんっ…と、トキヤ…いきなり…」


イったばかりで敏感な音也は一瞬強く握られただけで艶っぽい喘ぎを上げた。


「何を言っているんです?また気持ちよくなるのに、そんな事言ってられませんよ」

「んっ…うぅ…!」


自身を上下に扱かれ、快感を逃がそうとシーツをギュッと掴む音也。力を強くされたり弱くされたり、様々な方法でされる度に音也は足を閉じようとする。


「ダメですよ、私に見せて下さい」

「はっ…ぁ…!」


トキヤに無理矢理足を開かされる。自分の自身から出る液がグチュグチュと卑猥な水音をたてているのを見て音也は恥ずかしくなって耳を塞ぐ。
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