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□ご挨拶
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「「いえーい!!」」
早乙女学園の寮にある談話室にいた中の音也、翔が歓喜の声を上げた。
「うるさいですよ。音也、翔。」
談話室にいるにも関わらず読書をしていたトキヤが顔を上げては眉間にシワを寄せている。見るからに不機嫌そうだ。
「元気だね、イッチーとおチビちゃんは」
「レン…何度言えばわかんだ…俺はチビじゃねぇっ!!」
「神宮寺、突っ掛かるのは止めておけ」
楽しげなレンとは裏腹に禁句を言われた翔は黙っていられないのか大声を張って反論する。その場を静めるように真斗が言葉を挟んだ。
「翔ちゃん、大丈夫ですよ。今は小さくてもこれから身長は伸びますよ♪」
「チビって言うな!!」
とどめを差すような那月の言葉にも噛み付く翔。
「皆さん、大騒ぎするのはいいですが時間がなくなりますよ?」
「あ!!」
トキヤの言葉で今何をすべきか思い出した音也。
「よし、じゃあ皆で言うよー」
「はい」
「OK」
「あぁ」
「はい!」
「おう!」
音也の掛け声に声を揃えて返事するST☆RISHのメンバー達。
「せーのっ!」
「「「「「「よろしくお願いします!!」」」」」」