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□大晦日の紅白歌合戦
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大晦日の今日。いつもの6人は談話室に集まって会話中。
「大晦日と言えば!」
「年越しそばだな」
「紅白を鑑賞です♪」
「今年はあれだろ?進撃の巨人の」
「リンホラだよね!」
真斗と那月が真面目に答える中、年少の2人は何やら話題の[進撃の巨人]で盛り上がっていた。
「イッキとおチビちゃんは何がそんなに楽しみなんだい?」
「何でもアニメの主題歌だそうですが…」
「「歌と一緒にイェーガーを叫ぶ!」」
……あぁ、そういう事かと納得する4人。風の便りでツイッターやら何やらで叫ぼうみたいな企画のようなものがあるのを知った4人はまさか本当にやる人がいるなど、ましてや知り合いにいるなど思いもしなかった。
「あ、きたきたー!」
「後ろ全員コスプレ!?すげぇな…」
通称リンホラが登場すればステージングに驚く2人。
そしてしばらく曲を聴いていれば2人が待つ歌詞がやってきた。
『獲物を屠る…』
「「イェェェガァァァ!!」」
ノリに乗った2人の叫びに4人同時に吹き出した。
「やったぁ!」
「イェーイ!」
何が嬉しいんだか4人にはよくわからないものの楽しそうでいいなと思う4人。
「えっ…」
「どうしたんだい?イッチー」
「ツイッターが"イェーガー"だらけなんですが…」
「見せてくれ一ノ瀬」
「わぁ♪」
企画?も本当に実行したらしい。アニソンで紅白に出るリンホラと歌詞、恐るべし。
『『自由』を望む…』
「エーレン!!」
「エーレン!!あはははっ!!」
2個目のも翔と音也は叫んだが、ついに音也は大声で笑い出した。
「イッキが壊れた」
「楽しそうで何よりです」
「謎の楽しさなのだろう」
「見ているほうが楽しいですよ、僕達は♪」
やりたいものが出来て満足した2人はテレビの前から帰ってきた。
「いやぁ、楽しかった…ぷっ…」
「音也は笑いすぎだけどな。あの企画は本当だったんだな」
「さぁ、年越しそばを食べて来年も頑張ろうではないか」
「聖川お手製のそばか」
「美味しそうですね」
「ご飯の後ですけど完食できそうです」
2人の大興奮の後は皆でテーブルを囲んで年越しそばを食べて来年の抱負を語るなどして楽しく過ごしたのでした。
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りんこの感想と感謝の言葉です。