桜蘭夢
□暇を持て余すな…
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【常陸院兄弟に暇を与えべからず。】
この言葉は、後にホスト部員の脳裏に深く刻み込まれた言葉である。
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ホスト部開店前
環「光!馨!なんなんだあのHPは!」
光「かっこいいでしょ?ハルヒのヌード写真!」
馨「もちろん。合成だけど!」
環「真面目にやるとHPを任せたのではなかったか?」
朔「環、うるさい!別にいいじゃないか?」
光馨『さすが朔先輩!僕達の芸術分かってる。』
環「なに言ってるですか!朔先輩!こいつらは、技術の無駄遣いをしているんです。」
朔「そうか?ハルヒを男として通すのならピッタシだと思うが…」
環「ぅ…」
ガチャ♪
ハルヒ「何してるんです?」
↑トイレに行っていた。
環「ハルヒ〜♡お父さんはな、変態から守ろうと…シクシク」
ハルヒ「だれが父ですか?…それにこの写真作ったの光と馨?」
光馨『正解!良くデキてるでしょ?』
ハルヒ「良くデキてるけど…」
環「ハルヒまで…よし!ここはお父さん鬼になって。このHPの写真は消去します。これは部長命令です!」
光馨『ええー、僕達の制作時間無駄じゃん!…じゃあハルヒの家行っていい?』
ハルヒ「ダメ!絶対バカにするでしょ。ってか2人共私のこと何だと思ってるの!!」
光馨『もちろん…玩具♡』
その時
【玩具が好きならぜひ我が部へ〜♩】
朔「梅人じゃないか?」
梅「これはこれは!朔君。ホスト部入部記念にこの呪い人形を!」
朔「背中に名を刻むとその名前の人に災いがおこるという奴か。」
梅「はい。どうぞ!」
朔「ラッキー☆ありがと。(光邦って書いてやろうかな」
梅「呪い人形を欲しい方はいつでも我が部へどうぞ〜!」
猫澤は帰って行った。
光馨「朔先輩。猫澤先輩と知り合いなんですか?呪い人形も知ってたし。」
朔「幼等部からクラスメートだしな。呪い人形も良くもらってつかってるぞ。フフフ」
↑朔は猫澤から貰った呪い人形に光邦と書いて何体も壊している。
が結局作り物なので効果はない。
環「朔先輩!危険です、猫澤先輩に関わると……あれはベルゼネフを踏んでしまった時。直後に受けた試験は何故か暗号だらけで。周りを見ると知らない人ばかりで。異空間に飛ばされ。」
鏡「それは動揺して、ギリシャ語の試験を受けただけだ。」
環「次の日は、何故か足が棒みたいに重くなったのだ!」
鏡「それは2日前にマラソン大会があったからだ。」
朔「ただいま、環の勘違いじゃないか?」
光馨「なーんだ。つまんないのー」