およそ一生なんて

□第42話
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-乱馬side-





乱「温泉あってよかったな、Pちゃん」


良「うるせーーー!!(泣)」





良牙曰く、逃げている途中池に落ちたらしい。

俺が池に着いた頃には名無しさんも池の中で。




名無しさんは泳げたからいいものの泳げなかったらどうしてくれんだよ。




名無しさんの姿を見つけてすぐ引き上げたのだった。




乱「どうしたらあんな池に落ちるんだよ」


良「…」


乱「良牙?」





何も言わない良牙を不思議に思い顔を覗き込むと、パッと顔を上げた良牙と目があった。





良「乱馬」


乱「んだよ」


良「俺、名無しさんに告白しようとしたんだ」


乱「なっ、」





走っている途中に言おうとして、そっちに気がいき池に落ちたと話した。





良「お前に名無しさんは渡さん」


乱「…」


良「俺は名無しさんを迎えに行く」





ざっと風呂から出ようと俺に背を向けた。





乱「んなこと言われて黙ってられねぇな俺も」


良「!」


乱「てめぇになんか渡すかよ」








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