およそ一生なんて

□第23話
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ビールがたくさん入っているカゴをビールごと上下に振って栓を何本か一気に開け、そのままオロチへとかける。



乱「くらえっ祝勝眼痛泡沫弾!!!!」

真「ビールをかけた…?」

良「そ、そうか!ビールが目に入ったときの激痛は筆舌に尽くしがたく、どんな奴でも地獄の苦しみにのたうちまわるという…」



オロチは良牙が言った通りになり、ひるんでいく。

それを期にバキバキ倒していった。








乱「ハァ、ハァ…」

良「お、」

真「終わった…」



そんな言葉を出したのも束の間、学ランを着て唯一男装をしている名無しさんがオロチの頭の上に乗って言った。



『ねぇ!おかしいの!』

じ「おぉ!名無しさんちゃん!」



名無しさんに女装の姿を見せたくない乱馬と良牙はおじいさんの後ろへサッと隠れる。



『苔が無いっ!!』

じ「なにッ!?」

『生命の苔がないの!それにオロチの頭を数えても七つしかない!』

じ「…七つ……ということは…」

『まだオロチには八つ目の頭がどこかにあるはずなのッ!!!』



その言葉に真之介は自分たちが倒したオロチの数を数えるが名無しさんの言う通り七つしかなかった。




異変に気づくと同時に地響きが。


ゴゴゴゴゴゴゴゴ…




『!!』





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