およそ一生なんて

□第23話
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先に行った名無しさんを追いかけるように戦場へと向かった。

それぞれ準備は万端だ。



じ「ほほほほ、大好きな酒と女がいっぱいよ〜」


お嫁さんのつもりのおじいさん。


良「(この姿名無しさんに見られたら…(泣))」


看護婦さんのつもりの良牙。


乱「一人頭二つ片付ける!」


女学生のつもりの乱馬。


真「名無しさんに続けッ!!」


婦警さんのつもりの真之介。



そんな彼らを見てオロチは激怒した。

…当然である。



大好きな女に変装しているというのにオロチが彼らに攻撃しているのがなによりもの証拠。



良「俺たちが女でないこと見抜いてやがる」

乱「くっそ〜!」

じ「ほほほ、一杯飲んで機嫌なおしてっ」



樽酒をオロチに投げるとオロチは酔っぱらって気分が良くなった。

…が、なんとも酒癖が悪い。



乱「(なにか突破口がないか…なにか…)」



乱馬は辺りを見渡して使えそうなものを探す。



乱「ん!?おい、じいさんあれは…!?」



乱馬は一カ所を指差して言う。



じ「オロチに勝った暁に祝勝会を開こうと思ってな」

真「すげえぞ、じいちゃん。細かい配慮だっ!」



それを聞いてピンと来る乱馬。



乱「祝勝会なら…」



乱馬はそこへかけだしてあるものを探し始める。



乱「あった!」






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