およそ一生なんて

□第19話
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それから時間が経って夜。

俺と名無しさんとあかね、そして良牙と4人でテレビを見ていると。



か「あかね、先にお風呂入っちゃって」

あ「はーい」



この光景で気に食わない事がある。

ちゃっかりずっと良牙が名無しさんの膝の上にいること。

ほんとに子供になりすましやがって。



あ「名無しさん先入っちゃいなよ」

『え?いいの?』

あ「学校残って何かやってたでしょ?疲れてるだろうから」

『ありがとう、あかね』



名無しさんはそういうと良牙を抱えながら立ち上がる。



『ね、おねえちゃんと一緒にお風呂入ろうか』

良「えっ」

乱「なっ…」

良「い、いやっ…ボクは…(汗)」

『いいじゃない!背中流してあげる』

良「(名無しさんと風呂に入り背中を…そ、そうだっ、抱いてもらうのはブタのときも同じ!だが風呂は!風呂だけは!今しかない!!!!)」



なんかこいつが考える事目に見えてしょうがねぇ。



乱「この野郎」



とりあえず一発殴っとく。



『ちょっと乱馬っ』

乱「あのなぁ!こいつは…」



反抗しようとすると横から良牙が蹴りを入れてくる。

そのまま、たたたと逃げ始めた。



乱「待ちやがれっ」

良「ん〜〜〜〜〜〜獅子咆哮弾!」


ドンッ


乱「はがっ」

良「さぁ風呂だっ!待ってろ名無しさん!」



ん…?

風呂…?

風呂、風呂、風呂、風呂…



あぁ!!!!



乱「風呂ガマ故障してんじゃなかったのか!?」



暗くてしめっぽいところにきのこを置こうとさっき"風呂ガマ故障中"と書いてある風呂に置いたばっかり。






行ってみると案の定全滅…。



乱「す、すまねぇ良牙…」

良「ぜ…全滅…。なぁ〜に気にするなよ乱馬…十年くらい待てば元通りだ」



オーラが…怖い…(汗)



良「だがッ!オトシマエじゃきっちりつけさせてもらうぜっ」



それから少しの乱闘。

その最中に口に何か入れられた。



乱「んぐ…ッ!?」



視界がなんだか低くなる。

ま、まさか…



良「獅子咆哮弾!!」



思いっきり飛ばされ名無しさんに当たりそうだったが近くにいたあかねが名無しさんをかばい俺をキャッチした。



あ「ん?」

『えっ』

乱「ちっくしょ〜」

『乱馬!?』



それから俺と良牙で今までの事を全てみんなに話す事にしたのだった。



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