およそ一生なんて

□第14話
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『ん?』


学校帰りあかねと2人で帰っていると友達がなぜだか騒いでいた。


あ「なにしてるの、みんな」
「あ、あかね」
?「あかね!?」


友達に抱きついているおじいちゃんがあかねを指差して「お〜っ」と言った。


?「あかね!わしじゃよ、わし!!」


あかねに飛びかかる。

それをあかねは鞄で制御した。


『あかねの知り合い?』
あ「いや…おじいさん、だあれ?」
?「覚えておらんのか?」

そういうとしくしく泣く。

『あっ…泣いちゃった』
あ「待って、思い出すから」
?「い〜んじゃい〜んじゃ。無理せんでも」

すると横目であかねを見てまた抱きつこうとした。


今度は女になっているらんまがおじいちゃんを足で抑えてあかねに触れる事はなかった。

代わりにらんまに抱きつく。


…すっごい変態。


それからおじいちゃんの話を聞いているとどうやらあかねのおとうさんの知り合いらしい。

もちろん、あかねとおじいさんちゃんは初対面であって。


とりあえず一緒に帰ることにした。



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