およそ一生なんて

□第10話
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乱「ちょ、お前ら知り合いか?」

『この前たまたま会ったの』



まぁ、猫だったってことはまだ秘密ね。



そしてちょうどあかねが居間にきた。

シャンプーはあかねを見るとすぐに攻撃し始める。


女の乱馬をだせ、と。



あ「なんであたしにくるのよ!」

『シャンプーやめて!』

シ「周りの人間を疑う。当たり前ね」



それを乱馬が抑えようと道具を蹴ったがその壊れた道具の先がちょうどシャンプーの頭に直撃して気を失った。



良「かわいそうにこの女…また負けてしまったわけだ」

乱「事故だっ」

か「乱馬くんたら謙遜して。勝ったのよ!」

玄[KO勝ち]

乱「だってだって今のは…」

あ「ということは男の乱馬も…」



シャンプーはぱちっと目を覚ますと乱馬に抱きついた。








「我愛你(ウオ-アイニ-)」と言って。








『ちょ、シャンプー!!』



乱馬に抱きつきながら私を見る。



シ「なにあるか」

『なにって…』



返答に困っているとまたシャンプーはぎゅっと乱馬に抱きつく。

乱馬はというとまんざらでもないような顔をしていた。



『…』



私が嫉妬する資格なんてない。


…けど。







見たくない。







乱「あっちょ、名無しさんッ!!」







何も言わずに部屋を出たのだった。





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