およそ一生なんて

□第9話
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『乱馬っあぶないっ』



あずさちゃんに乱馬は足を取られ地面に叩き付けられそうなところを私は間一髪手を掴んだ。



するとなぜだか上へと体が浮く。



『え?え?』

乱「なっ」

「でっ、出ましたーっ!恐怖のカップル崩し!別れのメリーゴーランドッ!!」



こ、これ、こんなにすごいの?

い、息しにくい…。



帝「彼女の手を離せば回転をとめてやる!!」

乱「なっ、なんだとー!?」



すると実況している人が「パートナーを裏切って手を離せば一人だけ助かる」という。



『ら、らんま…』

乱「ぜってー離さねぇ…ッ」




乱馬は私の手を離す気がない。

かと言って私が離してしまえば結局助かるのは女の私。

三千院さんにキャッチしてもらえるから。



時間だけが過ぎていく。



だめだ。

時間が経つと、あずさちゃんが…



あ「あーん、あずさちゃん疲れたー」



次には「えーい」といって乱馬の足を離してしまった。



『だめっ…ッ』



壁が勢い良く迫ってくる。

そして乱馬が次にする行動。





『…だめ、乱馬っ!やめてっ!』







それも届かず乱馬が私をかばって思いっきり壁に激突した。




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