およそ一生なんて

□第7話
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「名無しさんーあかねーちょっと休もー」

あ「あ、うん。いこ名無しさん」

『うん』



今日私たちはスケート部の子に誘われスケートをしにきていた。



あ「『スケート部?』」

「2人ならすぐレギュラーよ」

『うーん…』

「名無しさん、スケート習ってたの?」

『ううん、独学』

「すごいじゃない!あんなに綺麗に滑れるなんて部の中でもそうそういないわ」

『いやいや(汗)』



4人で話しているとあかねが思い出したように言った。



あ「あれ、名無しさん。Pちゃんは?」

『あ!リンクに置いてきちゃったかも』



「迎えに行かなきゃ」とあかねが立ち上がるのを制しした。



『私行ってくるから3人はここにいていいよ』

あ「ごめんね、ありがとう」



私はまたリンクに戻ってPちゃんを探したがどこにもいない。



『(あれ、おかしいな)』



またお得意の迷子?

いやでも今はブタな上リンク上だしそんな動けないはず。





ただ探せど探せど見つからなかった。



待って、うそ…

ほんとにいない…

どうしよ…



なんでもっと早くいなくなったの気づかなかったんだろう…



『あかね〜〜〜(泣)』

あ「なに、どうしたの!?」

『Pちゃんいなくなっちゃった〜ッ!どうしようどうしよう!ごめん…(泣)』

あ「ううん、名無しさんのせいじゃないわ」

『でも…』

あ「とりあえず乱馬にも探してもらお。確か今日ラーメン屋さんに行くとか言ってたわよね」

『…うん』





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