およそ一生なんて
□第19話
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次の日。
朝、目を覚ますと隣で寝ていたはずの良牙がいなくなっていて。
そして外に出て探してみれば一人で年の数茸を探しにいこうとしていた。
乱「良牙てめぇ!俺を置いてく気か!?」
良「あたりめーだ!」
良牙がいつももってる傘で頭を思いっきり殴られる。
良「おめーが関わるとろくなことがねーからな、あばよ」
乱「嫌だとぬかしても力ずくで…」
良「ふっ、おもしれぇ」
戦闘が始まろうとしていると俺と良牙が自転車にひかれた。
その自転車にはムースが。
ム「ん!?すまぬ、子供達」
乱「(ムース…)」
そして俺らを見るやいなやめがねをかけて殴ってくる。
乱「なにしやがる、てめー!」
そう言って殴り返そうと思っても今は年の差がありすぎて一方的にやられるだけであって。
まぁ見た目、俺は俺だからな。
それからシャンプーに会ってキスされ、女のときに九能にあってわけもなく遊園地に連れて行かれ散々な目にあった。
-名無しさんside-
『乱馬ー、良牙ー』
もう、どこいっちゃったのよ。
朝出て行ったっきり帰ってこないし。
夕方になる外でふたりを探しているとベンチで揃って泣いていた。
『ん?』
ふたりに近づく。
『迷子になってたの?』
乱/良「名無しさん…」
ふたりの様子からしてきっと年の数茸を探しにいったが見つからなかったのだろう。
『元気出して。まだ16歳に戻れるよ』
乱「えっ」
『家に帰ろう?』
そういって右手に乱馬の手、左手に良牙手を握って家に帰った。
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