およそ一生なんて

□第6話
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-らんまside-



ら「で?」



名無しさんが道場を出たところを確認して、良牙に問う。



ら「おめーはなにたくらんでやがんだ」

良「明日の試合負けてもらうぜ乱馬!」

ら「…だと思ったぜ」

良「明日の試合に負ければお前はあの女と交際をする。そしたら名無しさんとお前の縁は切れるってわけだ」

ら「…縁もなにもねぇけどな」



きっとあいつの中じゃ俺はただの居候とかあかねの許嫁とかしか思ってねぇだろうし。



ら「あいにく俺は小太刀(アイツ)と付き合う気はねぇんだよ」

良「試合前に足腰たたなくしてくれる」

ら「へっやってみやがれ!!」




どかっ

ばきっ

びしっ

どすっ








それから何時間経ったのだろうか。

気づけばあかねが道場にいて。




あ「あんたら…」

ら「んー?もう朝かー?」




…俺はどうやら徹夜をしたらしい。






…とにかく今日の試合は負けるわけにはいかねぇんだ。



…負けるわけには。





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