およそ一生なんて
□第6話
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小「ら、ん、ま、さ、ま」
ぴとっと乱馬の背中にくっつき顔を赤らめて言った。
それを見て九能先輩はなにか納得したように「交際を許す」と上から言う。
あ、そっか。
兄妹だもんねこの2人。
それから乱馬が小太刀ちゃんを泣かせてそんな小太刀ちゃんはあかねに八つ当たりして、
小太刀ちゃんは今度の勝負で乱馬をかけるとか言っちゃって、
それで去っていって…
そんでもって皆小太刀ちゃんが九能先輩の妹だと知ってなぜか納得して…
性格そっくりだよね。
そして今日一日の学校も終了した。
―そして試合前夜の天道道場にて。
あかねは全ての道具を使いこなしていて最後の練習が始まった。
『すごいっすごいっあかね!』
あ「へへっ」
照れながら私に微笑んで乱馬に攻撃する。
あ「おとなしく練習台になんなさい!」
乱「いやーすげー上達ぶり。偉いっ」
あ「ごまかさないでよっ」
『乱馬しか相手いないんだから』
あ「もっと言ってやって名無しさん。それと、言っとくけどね乱馬。あたし、あんたの為に闘うんじゃないのよ」
乱「んなことわかってるよ」
あ「とにかくっ、格闘心体操なんだから相手がいなくちゃ練習になんないわ」
あかねが困っていると天井にしがみついていた乱馬がなにか思い立ったように降りて来た。
そして私の肩をつかむ。
乱「名無しさんにやってもらえ」
『は?私?』
あ「なに言って…」
いきなりなにを言い出すんだ。
あ「だって名無しさんは」
乱「案外あかねより強いかも」
あかねにそう言うと目をキラキラさせて次はあかねが私にお願いしてきた。
あ「そういえば名無しさんと手合わせしたことないし乱馬の言う通りほんとに強いかも」
『い、いや…なんでそうなる…』
と、勝手に話しが決まった所でおみやげを背中に乗せたPちゃんがやってきた。
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