とんがボウシと魔法の国

□01、転入生の私。
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わたしはわかな。
フィスティリア魔法学園に転入。

王様にあったり姫様にあったり大変だったけどようやくホームルーム。

クラスメイトを見渡すとそこには、うさみみの男の子イナバと黒人のヒロシと…そして一際イケメンの男の子が、アイスクリームっぽい子だった。

気になりながらパーフェクトに授業を終えてまっさきにその子の元へ。


『わかなって言うんだな!お前。オレはソルベ。宜しくな。オレってクールだろ。でも、騙されちゃいけない。実は甘いものが好きなんだ。』

と、一方的な自己紹介をしてくれた。
名前を知ってるのは先ほどホームルームで明かしたからだ。


「よろしく。ソルベくんはかっこいいね。」

『そうだろ!そうだろ!でも、騙されちゃいけない。そういうこという女は大抵お世辞を言っているからな。』

とかっかっかと笑って誤魔化された。

最初はそんなもんだろう。

そのあと全ての質問に正解しつつソルベくんとのみたわいのない会話をした。




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