短編

□お風呂
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一緒に上がって
洋服を着ると
奈々未が髪を乾かしてくれた




奈『歯磨きしな?』




飛「うん、
でも、奈々未ご飯作って
くれたでしょ?」




奈『私も食べてないから
明日の朝一緒に食べよ?
もう疲れてるから
先に寝よっか』




飛「うん、」




奈々未は私のことを
全て理解してくれてる
夜遅くなれば
すぐに眠くなることも




奈『はい、終わり
先にベッド行ってて?』




飛「嫌だ
奈々未の髪乾かす」




奈『いいよ
それに、飛鳥届かないでしょ』




飛「はぁ?届きますー
だから、座って」




奈『結局座るんかい(笑)』




飛「早くー」




奈『はいはい、』




奈々未を椅子に座らせて
私は奈々未の髪を乾かす

髪が短いから
私に比べると
あっという間にかわいてしまう




飛「はい、終わり」




奈『ありがと』




飛「ベッドいこ?」




奈『うん』




奈々未と寝室に行き、
一緒に横になる



奈『おやすみ、飛鳥』




飛「うん…」




奈々未が抱きしめてくれて
私はいつもすぐに寝てしまうが
今日はなかなか寝付けなかった





奈『どーしたの?
いつもなら2秒くらいで寝るのに』




飛「そんな早く寝ないでしょ」




奈『フフッ、
でも、すぐ寝るじゃん』




飛「なんか、寝れない」




奈『珍しい』




一緒にお風呂に入って
それから、ずっと私は
モヤモヤしていた


理由はわかる


久しぶりに
奈々未に触れて欲しかった


会うのも久しぶりだから
大好きな気持ちを
ぶつけてやりたい
そう思っていた




飛「まだ、寝ない…」




奈『ん?そー
じゃ、私水持ってくる』




飛「やだ…」




奈『え?』




ベッドから
出ようとする
奈々未の腕を掴んだ




飛「行かないで…」




奈『わかった』




飛「な、なみ」




奈『ん?』




飛「さっきの続き、して…?」




奈『飛鳥…?』




飛「恥ずかしいから、
返事してよ…///」




奈『優しくできないかも、』




飛「別にいいし///」




奈『フフッ、
可愛いよ、飛鳥』




飛「好き…///」




奈『私は、大好き』
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