短編

□手をつないで帰ろうか
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「『『ありがとうございました!』』」



ライブが終わり
楽屋へ戻る



私はあやを探していた



『あ!京子!
写真撮ろ〜』




「いや、その前に話あるから」




『ん?』




「ん?じゃないから
とりあえずこっち来て」




『早く着替えないと
風邪ひいちゃうよ』




「いいから来て」




無理やり手を引っ張って
人通りの少ない
非常階段へ




『どーしたの?』




「なんでキスしたの」




『あー、あれ?(笑)』




「笑い事じゃないから」




『ごめん…』




「ハァー…
そんな怒ってないけど
付き合ってることバレたら
私たちやばいんだからね」




『うん…』




「もー、勝手なことしないでよ」




『ごめんね、京子』




「もーいいよ」




『うん…』




「ほら、戻ろ
着替えないと
風邪ひくでしょ」




『うん…』




そんな怒ってないのに
さっきのテンションは
ガタ落ちのあや




「あや、壁側ね
私に蹴られて
ベッドから落ちたくないでしょ」




『え?』




「一緒に寝よう
今日はゆっくり寝たいから」




『うん!
寝る!一緒に寝る!』




「じゃ、早く帰ろ」




『うん!
はい、京子』




「今日だけだよ」




あやが手を差し出してきて
今日だけならいいかなと思い
その手を優しく握る


そのまま楽屋に行って
メンバーと写真を撮った










〜おまけ〜



井口『ねねねねねね!』




久美『なに』




井口『てつなであやと京子みた!?』




加藤『前だから見えないよ〜』




潮『どーしたの?』




美玲『チューしてた!』




影山『そういう演出じゃん』




井口『違うよ!
口にチューしてたの!
私もしたいー!』




久美『え!これは…』




加藤『なにそれ!見たかったー』




東村『どーしたんー?』




高瀬『京子とあやは?』




影山『あれ、いない』




久美・加藤『『どこだー!』』




美玲『ちょっと待って!』




井口『どーしたの?』




美玲『これに関しては
触れない方がいいんじゃないかな?』




久美『なんでよ!
見れなかった分、
目の前でしてもらう!』




潮『それは酷いよ(笑)』




美玲『2人から言ってきたら
聞けばいいんじゃないかな?
多分今、あやは京子に
怒られてると思うよ?』




井口『なんで分かるの?』




美玲『私の感かな?(笑)』




京子『みんな何してんの』




加藤『ぎょへ!!』




久美『来たな、京子!

写真撮ろ〜〜〜』




加藤『私も撮るー!』




井口『眞緒もー!』







美玲『あや、』




高本『ん?』




美玲『怒られた?』




高本『ちょっとだけ(笑)』




美玲『みんなには上手くいっといたよ』




高本『ありがと、美玲(笑)』
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