短編

□ベビーシッター
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〜side彩〜


ある日の日曜日。

ピーンポーン♪

彩「はい、」

愛希「よぉ、」
菜々「彩〜、久しぶり〜」

彩「おー、菜々姉と愛希くん
どうしたん?こんな朝早くから」

菜々「この子、今日だけ預かってくれへん?
今日、2人で出かけたいから」

彩「あー、結婚記念日な。
全然ええよ。」

愛希「ごめんな、」

彩「大丈夫やって。笑
結婚記念日くらいは2人で過ごした方がええし」

愛希「彩、大人になったな。笑」

彩「俺は、元々大人や」

愛希「ほんまかぁ?笑」

彩「菜々姉より👍」

菜々「彩、(ー ー)」

彩「さーせん…」

菜々「このバックの中に、だいたいのものは入ってるから。
足りなかったら、買うてくれる?
一応、2000円渡しとくから」

彩「これ、使わなかったら俺のお小遣いには、」
菜々「なるわけないやろアホ」

彩「ちぇっ、」

菜々「みるきー、寝てるん?」

彩「おう、
今、外に出られへん格好やし。
あとで、mailしたって」

菜々「わかった。それじゃ、よろしくね
あっ、朝ごはん食べたから、お昼と夜も食べさせてくれる?
7時過ぎくらいに迎え行くから」

彩「へいへい」

菜々姉の腕の中で眠ってる2歳の柊を抱っこする。

菜々「いってくるね」
愛希「彩、よろしく」

彩「はいよー、いってらー」

菜々姉と愛希くんを見送り、柊をソファーに寝かす。

飯でも作るか。

俺は、トーストを二枚焼く。

美優「さやかぁ〜…?」

美優紀が起きてきた。

彩「おはよ。」

美優「おはよ〜…」

彩「何か着ろ///」

美優「なぁに照れてんの〜♪笑」

彩「照れてない///」

美優「お顔赤いでちゅよ〜笑」

美優紀は胸を押し付けて、見上げて来る。

彩「やめろ…///」

美優「ふふっ♪彩、可愛い♡
お楽しみは、夜やから♡」


ちゅ♪


美優紀にキスをされた。

美優紀は、着替えに寝室に戻った。

彩「また釣られた///」

柊「んー…ままぁ…ママぁ…まぁまぁ…!えぇーん!まぁまぁ!」

彩「やっべ!ほら、柊、おいで。」

柊「ママいなぁい〜!えぇーん!」

俺は、柊のことを抱っこし、泣き止ませる。

でも、泣き止まない…

美優「柊ちゃん?」

彩「あ、美優紀。パス!」

美優「え?」

柊を美優紀に渡す。

柊「えぇーん!」

美優「柊ちゃん、大丈夫だよ〜」

柊「ひっく…ひっく…」

美優「よーし、いいこ、いいこ♪」

美優紀が優しく、リズム良く背中を叩くと、柊はすぐにまた寝た。

彩「はぁー…、俺、ガキのことよくわかんねー」

美優「私がいれば大丈夫。笑」

彩「よかった、美優紀がおって。」

美優「感謝しな、」

彩「はい。」

何で上からやねん。笑

彩「あっ、飯。作っといた」

美優「わぁー!彩やるぅ〜♡」

彩「はよ、食べよ」

美優「いただきまぁーす!
んー!美味しぃ〜♡」

彩「美優紀がうまそうに食べるから、嬉しいわ。笑」

美優「それじゃ、美味しくなぁ〜
い」

彩「なんでや!」

美優「嘘やって。笑」

彩「ほんまやったら、今日一日しょげる。笑」

美優「ガキや、柊ちゃんと同じや。笑」

彩「ちゃうわ!」

美優「しっー、柊ちゃん起きちゃう」

彩「はい…」

今日は、柊がメインやな…

体力持つかな…?笑
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