短編
□ベビーシッター
1ページ/13ページ
〜side彩〜
ある日の日曜日。
ピーンポーン♪
彩「はい、」
愛希「よぉ、」
菜々「彩〜、久しぶり〜」
彩「おー、菜々姉と愛希くん
どうしたん?こんな朝早くから」
菜々「この子、今日だけ預かってくれへん?
今日、2人で出かけたいから」
彩「あー、結婚記念日な。
全然ええよ。」
愛希「ごめんな、」
彩「大丈夫やって。笑
結婚記念日くらいは2人で過ごした方がええし」
愛希「彩、大人になったな。笑」
彩「俺は、元々大人や」
愛希「ほんまかぁ?笑」
彩「菜々姉より👍」
菜々「彩、(ー ー)」
彩「さーせん…」
菜々「このバックの中に、だいたいのものは入ってるから。
足りなかったら、買うてくれる?
一応、2000円渡しとくから」
彩「これ、使わなかったら俺のお小遣いには、」
菜々「なるわけないやろアホ」
彩「ちぇっ、」
菜々「みるきー、寝てるん?」
彩「おう、
今、外に出られへん格好やし。
あとで、mailしたって」
菜々「わかった。それじゃ、よろしくね
あっ、朝ごはん食べたから、お昼と夜も食べさせてくれる?
7時過ぎくらいに迎え行くから」
彩「へいへい」
菜々姉の腕の中で眠ってる2歳の柊を抱っこする。
菜々「いってくるね」
愛希「彩、よろしく」
彩「はいよー、いってらー」
菜々姉と愛希くんを見送り、柊をソファーに寝かす。
飯でも作るか。
俺は、トーストを二枚焼く。
美優「さやかぁ〜…?」
美優紀が起きてきた。
彩「おはよ。」
美優「おはよ〜…」
彩「何か着ろ///」
美優「なぁに照れてんの〜♪笑」
彩「照れてない///」
美優「お顔赤いでちゅよ〜笑」
美優紀は胸を押し付けて、見上げて来る。
彩「やめろ…///」
美優「ふふっ♪彩、可愛い♡
お楽しみは、夜やから♡」
ちゅ♪
美優紀にキスをされた。
美優紀は、着替えに寝室に戻った。
彩「また釣られた///」
柊「んー…ままぁ…ママぁ…まぁまぁ…!えぇーん!まぁまぁ!」
彩「やっべ!ほら、柊、おいで。」
柊「ママいなぁい〜!えぇーん!」
俺は、柊のことを抱っこし、泣き止ませる。
でも、泣き止まない…
美優「柊ちゃん?」
彩「あ、美優紀。パス!」
美優「え?」
柊を美優紀に渡す。
柊「えぇーん!」
美優「柊ちゃん、大丈夫だよ〜」
柊「ひっく…ひっく…」
美優「よーし、いいこ、いいこ♪」
美優紀が優しく、リズム良く背中を叩くと、柊はすぐにまた寝た。
彩「はぁー…、俺、ガキのことよくわかんねー」
美優「私がいれば大丈夫。笑」
彩「よかった、美優紀がおって。」
美優「感謝しな、」
彩「はい。」
何で上からやねん。笑
彩「あっ、飯。作っといた」
美優「わぁー!彩やるぅ〜♡」
彩「はよ、食べよ」
美優「いただきまぁーす!
んー!美味しぃ〜♡」
彩「美優紀がうまそうに食べるから、嬉しいわ。笑」
美優「それじゃ、美味しくなぁ〜
い」
彩「なんでや!」
美優「嘘やって。笑」
彩「ほんまやったら、今日一日しょげる。笑」
美優「ガキや、柊ちゃんと同じや。笑」
彩「ちゃうわ!」
美優「しっー、柊ちゃん起きちゃう」
彩「はい…」
今日は、柊がメインやな…
体力持つかな…?笑