番外編

□なめんじゃねーぞ!
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橋『飛鳥』




飛『んー?』




橋『最近どうなの?2年は』




飛『特に変わらないけど』




橋『そう…』




飛『未央奈が2年のトップ
それは変わらないよ』




橋『時期トップは
あいつで間違いなさそうだね』




飛『そーだね。
奈々未たち、いなくなるもんね…』




橋『1年なんて
あっという間だからね』



3年になった春
飛鳥といつものように
屋上でお昼を食べていた。



飛『奈々未がいなくなったら
喧嘩でもしようかな』




橋『しなくていいよ』




飛『奈々未がいなくなっても
奈々未に守られてるなんて私が困る』




橋『まぁ、そうだね。
だからといって
ほかの人に守ってもらうなんて
私が許さない』




飛『え、じゃあ』




橋『身を守るための
喧嘩は解禁、かな?』




飛『フフッ』




橋『でも、それ以外は禁止』




飛『分かってるよ』




橋『みなみちゃんだっけ?』




飛『みなみ?』




橋『うん。
最近仲いいんでしょ』




飛『うん。
見た目によらず
喧嘩も強いしね』




橋『未央奈の下についたらどう?』




飛『いきなり幹部か〜』




橋『あの部屋の居心地の良さは
もう分かってるでしょ』




飛『そうだけど』




橋『ん?』




飛『奈々未がいないと
つまらないかもね…』




橋『フフッ、可愛いこと言うじゃん』




飛『うるさい』




橋『飛鳥』




飛『ん?』




橋『私は、楽しみだよ。
いなくなったあとの
学校がどうなるか』




飛『フフッ、心配しないで
トップのしてきたことに
泥を塗るようなことはしない。
それは、未央奈も
分かってるはずだよ』




橋『そうだね…』




飛『でも、寂しくなるなぁ』




橋『まだ、卒業しないから』




飛『そうだけど
タイムリミットは
始まってる』




橋『ねぇ』




飛『ん?』




橋『卒業したら一緒に住もう』




飛『え…』




橋『会える時間が
限られてるなんて嫌でしょ?
おっ、と…』




飛『うん!』




橋『フフッ、約束したからね。
一緒にいれなかった分
ずっと一緒にいるって』




飛『幸せ…』




橋『これからもっと幸せにするよ』




飛『期待してる…ンッ……』



飛鳥に
そっと口付けをする。

飛鳥は照れて
私の胸に
顔を埋めてきた。



橋『それで…』




飛『ん?』




橋『麻衣、
盗み見なんて趣味あんの?』




飛『トップ?』




橋『隠れるな』




白『はい…』




橋『いつから居た』




白『そ、そんな見てないです!』




橋『いつから、居た?』




白『未央奈のトップの話から…』




飛『最初じゃん…』




白『エヘヘヘッ、
そ、そんな見ようと
思って見てたわけじゃない!』




橋『そう…
飛鳥可愛かったでしょ?』




白『たまんないねぇー!
飛鳥ちゃんは〜』




橋『見てんじゃん』




白『ハッ!!
のせやがったな!!』




橋『見るのが悪い』




白『このやろー!!』




橋『さて、戻りますか』




飛『ななのところ
いこーっと』




白『奈々未ぃ〜…』
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