リクエスト

□大切で大好きな人
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若が卒業して玲香は舞台があってなかなか会えなくて、
まいやんとかはたまたまでもあっててその話を聞いて嫉妬して、、、
的なのお願いします





仕事終わり、
家に帰ってきて
リビングで
ストレッチをしていれば
電話がかかってきた

その相手は
大好きな若からで
直ぐに電話に出た



桜「もしもし、」




若『もしもし?玲香?
今電話して大丈夫だった?』




桜「うん、大丈夫だけど…
どーしたの?」




若『いやぁ、
全然会ってないし
声も聞いてないからさ』




桜「フフッ、寂しくなったの?」




若『別に、そういうのじゃないですー』




桜「私も若の声聞きたかった」




若『そっか、ありがと
最近どう?』




桜「仕事?」




若『うん』




桜「んー、
まぁまぁかな
忙しいけど充実してるし」




若『そっか、よかったね』




桜「若は?」




若『私?
私もまぁ、充実してるかな』




桜「そっか、」




若『あ、この前ね
ぜんぶ展の倉庫に行ったら
たまたま麻衣ちゃんにあってさ』




桜「麻衣?」




若『まいやんの方ね』




桜「そーなんだ…」




若『相変わらず
変わってなくて安心した(笑)』




桜「ふーん…」




若『あと、まいまいにも会ったし
まちゅと美彩と、
真夏にも会ったなぁ』




桜「そっか…」




若『やっぱり、落ち着くね
ずっと一緒にいた人たちだから』



久しぶりに声を聴けて
嬉しいと思っていたけれど
他のメンバーの話になり
それに盛り上がってる若


私も若に会っていないのに
他のメンバーの話されたら
嫉妬しちゃうよ…



若『玲香?』




桜「あ、ごめん」




若『大丈夫?疲れてる?』




桜「あー、うん
ちょっと疲れてるかも」




若『そーだよね
今、舞台やってるからね』




桜「うん…」




若『じゃ、切るね?
風邪ひかないように寝るんだよ
あと、喉痛めないようにしてね
おやすみ』




桜「あ、待って!」




若『ん?』




桜「あの、さ…
舞台、見に来てくれる…?」




若『あー、予定が合えば行けるんだけど
まだ分からないから』




桜「そっか…」




若『行けたらまた連絡する』




桜「うん、待ってる」




若『じゃ、おやすみ』




桜「おやすみ…」



通話終了ボタンを押して
ケータイをテーブルに置く



桜「はぁ…」



自然とため息がひとつ出た



『好きだよ』って、
言ってもらえなかったな…
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