番外編

□ハロウィーン
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飛『んー、楽しかった』




橋『そうだね』



あの3人も帰り
家が落ち着いた。



飛『もうそろそろ寝よ。
私、明日学校だし』




橋『そーだね。
明日、朝空いてるから
学校まで送るよ』




飛『うん、ありがとう』




橋『寝よっか』




飛『うん』



2人でベッドに入り
いつものように
飛鳥に腕枕をして
抱きしめる。



飛『ねぇ、奈々未』




橋『んー?』




飛『奈々未たちだったらさ
もし、仲間が幹部やめたい
って言ったらどうする…?』




橋『んー、無理して止めないけど
そいつの希望だったら
私は止めないし
麻衣だって止めないよ』




飛『そっか…』




橋『何かあったの?』




飛『ううん、何でもない…
でも、私たちと
一緒にいたくないってことなのかな…』




橋『そっか…
何があったか知らないけど
学校の頭が崩れたら
学校が崩れる。
それだけは忘れないでね』




飛『うん…』




橋『大丈夫。
未央奈だって
勉強ばっかりじゃないでしょ。
あいつなりに考えてる事は
あると思うよ』




飛『うん…』




橋『それに、
飛鳥を傷つけるやつは
私が許さないから
自由にやりな』




飛『ありがとう…』




橋『チュッ…』




飛『んっ…奈々未、明日、
朝遅いんでしょ?』




橋『うん、まぁ。
でも、頑張って起きる』




飛『そう…』




橋『そういう飛鳥は
明日起きれるの?』




飛『起こしてもらう。
奈々未、送ってくれるんでしょ?』




橋『わがままだな…(笑)』




飛『奈々未が欲しい…』




橋『っ…///』




飛『ゆっくり出来る時は
ゆっくりしたいの』




橋『はぁ…
どこでそんな技覚えてきたの?』




飛『フフッ、さぁ、どこでしょーか』




橋『…イタズラする子は襲うよ?』




飛『仕方ないから今日は
襲わせてあげる』




橋『フフッ、そんな強気で
いられるのは多分今だけだよ?』




飛『フフッ、上等だよ〜っだ』



私たちは
その日、ベッドに沈んだ…
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