番外編

□ハロウィーン
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楽しい時間は
あっという間で
明日仕事や学校がある人達は
帰ってしまった。



橋『生ちゃん、ありがとう』




生『いいよ。明日仕事ないし』




飛『何やってるの?』




生『ピアノの調律師。
まだ見習いだけどね』




橋『やっぱり大変?』




生『うん。
ちゃんとした学校を出てる人が
ほとんどだから
見習いやってる私は
まだまだってことよ。
でも、教えてくれてる人が
すごい人だから毎日楽しいよ』




橋『ピアノ弾いてたし
音の違いとかわかるから
尚更いいかもね』




飛『奈々未、終わったよ』




橋『ありがとう
ふぅ…2人ともなんか飲む?』




生『コーヒーで』




橋『あいよ。飛鳥は?』




飛『ココア』




橋『わかった』



2人にホットの飲み物を出して、
ソファでゆっくりとする。



生『にしても、
あの2人遅くない?』




橋『なぁちゃん、
襲われてないといいけど』




飛『恐竜が襲われるって
なんか面白いね』




生『それな〜(笑)』




『『ただいまー』』




橋『噂をすれば』




白『重かったー…』




西『お菓子買ってきたで』




白『そこらで貰ったのもあるよ』




飛『うっわ、これ貰ったやつでしょ?』




西『うん。
なんか声かけられて貰ってん』




白『大変だったよ〜…
なぁちゃんめっちゃ声かけられるし』




生『可愛いからね』




白『お前、狙うなよ…』




生『狙わないわ。
生駒じゃないんだから』




白『ふんっ!!
こればかりは誰も信用しないぞ』




生『ダメだこりゃ…(笑)』




橋『2人はなにか飲む?』




西『飛鳥と同じの』




白『私はコーヒー!』




橋『はいよ。用意しておくから
2人とも着替えておいで』




白『はぁーい』



2人が着替えてる間
頼まれた飲み物を用意して
待っているけれど
なかなか戻ってこない。



飛『奈々未、2人遅い』




橋『私も思ってた』




生『見に行こうか?』




橋『いいよ。私が行く』



2人がいるであろう
寝室にいくと
ドア越しに会話が聞こえた。



西『まい、ダメやんか…』




白『大丈夫だよ。
少しだけだから』




西『あっ…』




白『ここ、好きだよね』




西『んんっ…
こしょばい…』




白『チュッ、好きだよ…
七瀬…』



ダメだ。
これは止めなきゃいけないやつ。



ガチャ、
橋『何してんだよ、あんた』




白『っ!!!
ばか!ノックしろ!!』



キャミソール姿で
立っているなぁちゃんを
後ろに隠して
慌てている麻衣。



橋『他人の家で
そんなことするな』




白『だからといって
なぁちゃんの体見るな!』




橋『見てねぇーよ』




西『っ///』




橋『やるんだったら家でやって』




白『はい…すみませんでした…
とりあえず着替えるから』




橋『コーヒー冷めるよ』




白『分かったよ』
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