短編・歌詞
□さやみる
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彩「いつまでも、、、」
「ふぉー!!!」
『彩〜!!』
彩「ありがとうございました。」
愛「ありがとうございました。」
由「ありがとうございました。」
三人がマイクでお礼を言い、
最後は百斗だけ。
百斗とは大きく息を吸い、
マイクなしでお礼を言った。
百「ありがとうございました!!」
俺らの卒業式が終わった。
〜帰り道〜
美「彩〜。」
彩「なんや。」
美「あの歌、誰に歌ったん?」
彩「さぁ〜?」
美「誰やぁ〜」
彩「ばぁーか、美優紀しかおらんやろ。」
美「うふふ♪せやなぁ〜」
彩「美優紀、いままでありがとな。」
美「なんか、お別れみたいで嫌や。」
彩「最後まで聞け。」
美「ごめんなさぁい。」
彩「いままでありがと、
これからもよろしく。」
美「うん、ちゃんとお世話したる❤」
彩「アホ、するのはどっちや。」
美「ひどーい!」
ポカポカと、俺の腕を殴る美優紀。
そんな美優紀の腕を止め、そのまま唇を奪う。
彩「俺が立派な社会人になったら、結婚しよう。」
美「っ…///」
その日、夕日のせいか美優紀の顔が赤くなっていた。