中編

□NSF
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夏が終わりを告げようとしている時期。


私たちは川にいた。


メンバーは、ほぼ全員集合。
松村さんと葉月は仕事のため遅刻。


玲香さんも
仕事が終わったら来ると言っていた。



穴場のバーベキュー場は
貸切状態のため、騒ぎ放題。



川に着いて10秒で濡れたのは
若さん、純奈さん、蓮加、珠美、
生田さん、そして、お姉ちゃん。



その6人を無視して、
他のメンバーは
準備をし始める。



橋『あー、うまっ』




月『いいなぁ、いいなぁ…』




衛『飲まないの?』




月『飲めないんです!』




飛『え?』




美『もしかしたら、
招集かかるかもしれないから』




飛『そーなんだ』




衛『休み取ってないの?』




美『私は元々非番です。
でも、こいつは代わってもらってます』




西『やから、飲めんのか』




月『なんで私よりも
あんたの方が休みあるんだよぉ…』




美『日頃の行い』




月『うるさいっ!』




堀『お肉出来ましたよー』




秋『みんなが来る前に
食べちゃいな?』




西『美波ちゃん、
あそこで遊んでる人達
呼んできて?』




美『はい』



私は川で遊んでいる人以外の
見るからに安心安全な遊びをしている
人達の元へ向かった。



美『高山さん、かりんさん、
お肉焼けたそうですよ』




高『あ、ほんと?
今行くねー』




祐『やったぁ!お肉だー!』




か『紗耶ちゃん行こうね』




紗『アウッ』




綾『さくらちゃん、ご飯食べよ?』




さ『パパは?』




綾『パパは後で来るよ』




さ『パパと一緒がいい…』




美『ママに怒られるよ?』




さ『どーして…?』




美『パパ、今悪いことしてるから』




さ『そーなの…?』




美『さくらも一緒に遊んでたら
ママに怒られちゃうよ』




さ『それはやだぁ…』




美『だから、綾と一緒においで』




さ『みぃは?』




美『美波も一緒に行くよ』




さ『じゃあ、行く』




美『フフッ、いいこだね』




さ『エヘヘッ…』




綾『子供の扱い慣れたの?』




美『元々慣れてます〜』




綾『ほんとかなぁ?』




美『そんなこと言わないでください』




綾『うにゅ…』




白『あぁ!!
美波がまだ居たわ!!』
蓮『あいつ!!』
若『連れてこい!!』




美『やばっ…!!!』




純『連行じゃ!』
生『来いっ!』




美『うぉっ!!ちょっ、、』




若『川に突っ込め!』




珠『やれやれ〜!』




美『やめてくださいよ!!
ちょ、、離してっ!』




『『おりゃ!』』




バシャーンッ!!
美『プハァ…!ゲホッゲホッ!
ちょっと!
いきなりやめてくださいよ!』




白『うちのさくらに
容易く近づくなぁ!!』




美『一応姪っ子だわっ!!』




白『お前らっ!全員でやっちまえー!』




蓮『おりゃあ!!』
純『濡れろー!!』
若『ぶっ飛ばせ!!』




美『どさくさに紛れて蹴るなぁ!』








橋『…馬鹿なの?』




飛『小学生から成長してないよ』




西『さくらの前ではやめて欲しいわ…』




月『あーあー、ありゃひどいね』




高『アハハハッ!楽しそうだね』




堀『高山さん、
行かなくていいんですか?』




高『濡れたくないよ〜』




秋『絶対、ご飯すごい食べるやつだね…』




衛『食べさせないから安心して』




か『それは酷いですよ…(笑)』
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