ホロウズプリンセス

□我らの姫
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俺は死神が大嫌いだ。
気に入らねェ奴がいたらすぐ殺す。
それが一番、俺にとって楽だから。
だから俺は、死神を斬る。
俺はアイツらがみんな気に入らねェ。
何故かって?
それはな・・・・・。
―アイツらがお前を奪っていくからだよ。


どれだけ嫌いと言ったって、
どれだけ睨みつけてみたって、
結局俺は、――お前が好きだ・・・。


初めて見たとき、
俺は貴女に惚れたんだ
強く気高く、でも優しくて気さくな貴女は、
俺にとっては全部初めての感情だった。


例え君がボクの事は忘れても、
ボクは君を忘れへん。
何故ならボクは、君に惚れてるから・・・。
姉さん、ボクな?ボク・・・姉さんの事好きやねん。






いろんな思い。
感情のないはずのこの虚圏に生まれないはずの愛が咲く。
その愛はすべて、虚の姫に注がれていた。

当の姫は、そんなことなど微塵も知らないのだが・・・w


―我らの姫―

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