forbidden love......
□実力行使
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コンコン...コンコン...。
誰だ。今隣にいるレヴィを眺めているというのに、まったく...。
そう思いながら、ドアに向かい。
リヴァイ「だれだ」
いきなりドアが開いた。ヤバイ。こんなにやけた顔を周りに見られて....は
にやけ顔を治す前にドアは開いた...。
???「レヴィ〜。ってリヴァイ...何その顔。似合わない。」
見られてしまった。にやけている顔を...。よりによってハンジに。
ハンジ「ははぁ〜ん。レヴィの顔をみてにやけてたんだ〜。へーーー。」
リヴァイ「エルヴィンに言ったら殺す。」
ハンジ「あらぁ?否定はしないんだぁ?」
俺は動揺していたようだ。否定することも忘れてしまっていたようだ。
・・・が、今から頭はフル回転する。
リヴァイ「する必要はないな。そんなことを言っているお前だって、モブリットの顔をみて、『愛してるよ。離さない。』なんて言ってたじゃねぇか」
ハンジ「・・・周りに言ったら、レヴィを殺すからね?」
こいつのしてやられたという顔は久しぶりに見た。
リヴァイ「レヴィはそんなに柔じゃねぇよ。」
嘘ではない。こいつは強い。
ハンジ「...そうだね。」
俺の隣でもぞっとレヴィが動いた。
レヴィン「・・・ぅん?・・・お姉...ちゃん?」
俺じゃないのか?俺には気付いていないのか?
ハンジ「うん。おはよう。今日は皆の前で入団試験をするみたいだよ?」
リヴァイ「は?調査兵団に入団試験なんてねぇぞ?」
ハンジ「いやぁ、さぁ。流石にいきなり兵士長補佐だなんておかしいじゃない?」
レヴィン「わかったぁ。」
寝ぼけているレヴィはまた寝ようとしている。
リヴァイ「なら、さっそく着替えだ。レヴィ、顔洗ってシャワー浴びて来い」
レヴィン「もうちょっと〜」
ハンジ「じゃぁ訓練場でまってるよ。」
レヴィン「ばいば〜い。おやすみぃ」
バタン。ドアが閉まった。
リヴァイ「レヴィ。起きろ。時間が無くなっちまう。」
レヴィン「どうしても?」
リヴァイ「どうしてもだ。」
レヴィは「は〜い」と適当に返事をするとシャワー室に入っていった。
俺も着替えなくては。