天てれ小説
□恋愛レインボー
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ごくり
唾を飲む
俺、矢部昌暉の手にはまさしく大人の飲み物…コーヒーが
何故コーヒーかって?
大人になりたいからだよっ!
だって、凜がいつも俺のこと『子供子供!』言うから
凜だって子供じゃん!
そんな凜にギャフンと言わせるため俺は大人の飲み物コーヒーを飲む!
そう、楽屋前の自動販売機で試みた
凜「昌暉ー」
あっ、凜。
凜「昌暉、ジュースおごって♪」
そういいながら凜はちょんと背伸びをして俺のコップの中身を見てきた
凜「なぁーんだ、ココアじゃない。つかコーヒー!?昌暉コーヒー飲めるの?」
昌「え?」
まてよ、今から初挑戦コーヒー。
凜の前で…
これ飲めなかったらめっちゃ恥ずかしいだろ……
いや、俺は男だ!
よし
俺はコップに口つけて一口ごくりとのんでみた。
うぅ…苦い……
ココアとは全然違う苦さが
カッコ悪、全然駄目じゃん
大人の男性にはまだ程遠い…
凜「凜ものんでみていい?」
昌「いいけど、お前飲めるのかよ?」
凜「たぶん」
凜は俺のコップを取ってのんだ
って、あ………
それ、俺と間接kiss…………………
おい、凜……あの……間接……んん
凜「にが……んん……凜にはまだ無理だわ……楽屋にいって杏奈にココア貰お……」
昌「凜には早かったんだよ〜」
凜「馬鹿昌暉!」
そういいながら楽屋へ凜は戻った。
ドキンドキン
このコップにまた俺が口つけたら
凜と…………間接kissになるよな………/////
いいよな?
俺は思わずコップに口つけてみた
コーヒーの苦さは変わらない
けどなぜか
なにか甘いものを感じた。