闇金ウシジマくん短編


□体温
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隣に居る誰かの規則正しい寝息で目が覚めた。
まだ重い瞼を無理矢理開くと、時計を見る。
何時もより随分と早い時間に起きてしまったようだ。
「……」
そこでぬくぬくと温もりを放っている人物の方を覗き見た。
するとその瞳に映ったのは、可愛い彼女──##NAME2##の寝顔。
寝ているというのに幸せそうに微笑んでいる彼女に、自然と口元が緩む。
「おはよう」
そう寝ている彼女に向かって告げると、ベットから出ようとする。が。
「……んっ」
寝ている筈の彼女が自分の体に絡み付き、頬を擦りつけているではないか。
「──っ」
不覚にも胸が高鳴り、自然と##NAME2##の頬に手が伸びる。
白い肌はふにっと柔らかく、マシュマロのような触り心地で、心まで##NAME2##の温かさに包まれているような気分になった。
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