歌の翼

□阪神共和国T
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「ぷぅ みたいな」

目を開けるとそこには……モコナのドアップがありました
起きたばかりで頭は回らないけど

「みたいなはよけいだよ」

ぺしっ

ツっこみはできるみたい

「やった〜ツっこんでくれた♪」

ツっこまれたのが嬉しかったらしく、モコナは喜んでいた。
まぁボケてツっこまれないことが一番悲しいもんね(苦笑)

「やっと起きたか」

「え?」

上を見てみると、哉汰の顔があった。
しかもそれが異様に近い
ちなみに今、私は哉汰の膝の上で寝転んでいる状態だ
勿論今気づいたんだけど…
うん、これはあれだよね。俗にいう『膝枕』ってやつだよね

「なに百面相してんだ?」

哉汰は上から私を覗きこんだ
私は自分の状態を理解した途端、顔に熱が集まるのを感じた

「ご、ごめんなさい///」

私は謝りながら哉汰から離れた。
まだフードを被ったまんまで赤くなってるであろう顔が見られないことが幸いだ

「あ、あぁ…(変なやつ)」

うー恥ずかしすぎる〜///
私、今なら恥ずかしさで死ねると思う…
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