01/11の日記
11:02
本当はこうしようと思ってた
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あれ、五十嵐なんか近…
ふにゅん
柔らかい感触が、唇にひろがった。
え?
五十嵐の閉じられた目が間近に見える。
あ、こいつ意外と睫毛の量多い。
心臓がいたい。
胸が苦しい。
なんだこれ、なにこれ…
「消毒、これでいいだろ」
五十嵐の顔がゆっくり離れていく。
え、あ、あの
「な、なにしてんだよ和也!!!」
転入生がワナワナと震える。
美鶴と馬淵がぽかんと口をあけてこっちを見ている。
宮野と本間が転入生を自分たちの元へ引き寄せる。
え?
「お前、今キスした?」
「した」
「なんで」
「消毒」
「え?」
こいつ…!
いけしゃあしゃあとしおって!
なんと言っていいか分からない俺を他所に五十嵐は腕時計を見ると「そろそろ時間だ。お前らも早く準備しろ」と言って、俺と呆然とする美鶴の腕を引き、風紀委員に声をかけて美鶴の部屋を抜け出した。
「何のつもりですか」
廊下に出た途端に、美鶴が五十嵐を睨みつけながら言った。
「すまん、転入生から引き剥がすのに最適だと思ってだな…」
「ほんとに?」
今日更新したとこ、この展開にしようと思ってたんですけど五十嵐と吾妻のチューは初々しくさせたかったのでやめました。
これから使う機会なさそうだからあげとこう。
☆コメント☆
[カメ] 01-12 07:40 削除
萌えました。
本編での初めてのキスも楽しみにしています。
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