光りを探して**
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『....うん。ここのはず...よね』
帝光中学校舎前
そこには、周りの好奇の視線など気にも留めず、手に持っているメモ用紙をただ見つめている女生徒の姿があった
そして、その好奇の視線のほとんどは、彼女のスタイルを舐めるように見つめる
皆の視線を集めるその女生徒は。帝光中学の制服とは違い、どこか日本製とは違う制服を身に纏っていた。
『....おい見ろよ。転校生か?あれ』
『やっべ。めちゃくちゃ可愛くね?』
周囲の人間は、その非常に整った顔立ちをした、どこか近寄りがたい雰囲気を出した美少女にくぎ付けであった
『....まずは...職員室ってとこかしら』
その少女は、しばらく立ち止まっただけだったが、ふと顔を上げると、校舎の中に入って行った