光りを探して**
□0
1ページ/2ページ
光って
眩しいね。
帝光中学バスケ部
それは全中3連覇という快挙を成し遂げた、全国最強のバスケ部
その中でもひたすら注目を浴びたのが、特に周りより秀でた才能を持つ"6人の選手"がいた。
彼等は
"キセキの世代"
そう呼ばれていた
その存在は、10年に一人の逸材とも呼ばれるほどのものである
だが
その6人のうちの一人は、異例の"女プレーヤー"
全中3連覇を成し遂げる大会の決勝戦に、突如姿を消した
伝説のプレーヤーとも言われていた
その存在は、ほかの五人とはまるで比べ物にならない程、圧倒的な才能と、センスに充ち溢れていたという
"消えた伝説のプレーヤー"
それは、中学おろか、高校
バスケ界では知らない者はいないと言われるほど、伝説的な存在になる。
そして、彼女にはひとつ名があった
彼女のプレーするその姿を
"まるで花のように美しい"
皆がそう評したことから
"花姫"
そう呼ばれるようになっていた