story

□ボンゴレファミリー1
7ページ/9ページ



「獄寺くん!やめろ!」


だが、遅かった。



獄寺はミニボムをイザベルに向かって投げると、イザベルの前に飛び降りた。

イザベルは、気配をかんじて振り向いたが、その瞬間煙に包まれた。



2人の影を煙が覆った。



「獄寺くん!イザベル!」



走って、2人のそばに駆け寄る。



煙が晴れていき、2人の姿を露にしだした。




2人は、お互い向き合って立っていた。


獄寺はミニボムを、そしてイザベルは柄が動物の皮で覆われ、刃が金色に輝いている鋭いナイフを互いの首に押し付け、睨みあっていた。



「ツナ…?」


イザベルが、駆け寄ってきたツナを見て少し驚いた顔をした。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ