story
□ボンゴレファミリー1
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しばらく口を閉じていたイザベルは、ツナに向かって口を開いた
「…私は、あんたの味方になるために来たんだ。」
そういって、ツナの前に手を差し出した。
「んな、大丈夫だって言っただろ」
リボーンが、ぽかんとしているツナに口をはさんだ。
ツナは、口を開けたままうなずき、目の前の手をとった。
そしてイザベルはその手をぎゅっと握った。
「…さて、用は済んだし、私はもう帰る。」
「んじゃツナ、途中まで送っていけ。」
「なんでだよ?!そんな必要ないだろ!」
「レディーなんだから送ってやらなきゃ駄目だぞ、ツナ」
「ディーノさんまで!」
ツナは反論したが、結局それはリボーンのしなやかな飛び蹴りによりねじ伏せられた。