小ネタ集

□丸井君と仁王君にお礼
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『う…うう…』

「どうしたんじゃ名前」

『お…お腹が…痛い…』

「大丈夫かよぃ」

『死ぬぅ…』

「トイレ行けよぃ」

『違う…。そういう腹痛じゃない…』

「?」

「ブンちゃん、察してやりんしゃい。せーりじゃ」

「ああー」

『違う…!!』

「え?」

『空腹通り越して腹痛…!』

「何じゃ腹減っただけか」

「心配して損したぜぃ」

『ブン太ぁ…ガムを…ガムをくれぇ…!!いや、じゃがりこをぉ…!!』

「何じゃこいつゾンビみたい」

「嫌だあげねー」

『あたし……何か胃に入れないと…死んでしまう…!』

「……しゃーねえ。空腹越えての腹痛の辛さは俺も知ってるから、じゃがりこやるよぃ」

「きゃーブンちゃんイケメン!」

「仁王キモ」

『やった!もぐもぐもぐもぐ……ごちそーさま』

「おう」

「食うの早ない?」

『ブン太、』

「あ?」

『ありがとうって伝えたくてー
あなたを見つめるけどぉー』

「何か音痴が急に歌い出したぜぃ」

「感謝の気持ちを表したいんじゃろ」

『いきものがかりより、‘thank you’でした』

「いや‘ありがとう’だろぃ!!」

『あれ?』
 

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