シリーズ


□2.メンバー決め
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「例の跡部の祭りで、学校対抗レース…リレーを開くらしい。と、いう事で今からそのメンバー決めをする」

やっぱり大運動会的な事をするんだね。

2.メンバー決め


今日はレギュラーだけミーティングで、跡部君の祭りでするらしいレースのメンバー決めをするらしい。


『OH…あたしの予想当たったよ…』
「レースって…既に祭りじゃないですね」


流石は跡部君だよ。レースしちゃうんだね。


「で、そのレースとやらはどんなのなんだ」
「色んな障害物的なものがあるらしいけど…まあ、わかる事はそれだけ」


しかも障害物競争だってさ。


「どんなコースかわからないならメンバーの決めようがないな」
「まだ障害物があるとしか決まってないらしいんだ」
『だったら、今決める必要なくね?』


別にさ、そんな急がなくても。


「スケジュール的に今決めないとヤバいんだよね」


幸村が苦笑いしながら言った。

ス、スケジュール…?ヤバい…?何が…?


『なんかどっかのお偉いさんみたい、幸村』
「ふふ、何言ってるんだい##NAME1##?俺は宇宙一偉いんだよ?」
『失礼しました』


そうだった。幸村は宇宙一偉いお方だった。


「いやあ、今以外ではちょっと時間がさ。黒魔術の練習しなきゃなんだ」
『「……」』


なんとしても阻止したいけどね。

逆らったらあたしの人生は幕を閉じてしまう。


「ま、まあそういう事ならちゃっちゃと決めようぜ」


ジャッカルはやはり一番早く空気を読んだ。
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