シリーズ
□2.メンバー決め
1ページ/2ページ
「例の跡部の祭りで、学校対抗レース…リレーを開くらしい。と、いう事で今からそのメンバー決めをする」
やっぱり大運動会的な事をするんだね。
2.メンバー決め
今日はレギュラーだけミーティングで、跡部君の祭りでするらしいレースのメンバー決めをするらしい。
『OH…あたしの予想当たったよ…』
「レースって…既に祭りじゃないですね」
流石は跡部君だよ。レースしちゃうんだね。
「で、そのレースとやらはどんなのなんだ」
「色んな障害物的なものがあるらしいけど…まあ、わかる事はそれだけ」
しかも障害物競争だってさ。
「どんなコースかわからないならメンバーの決めようがないな」
「まだ障害物があるとしか決まってないらしいんだ」
『だったら、今決める必要なくね?』
別にさ、そんな急がなくても。
「スケジュール的に今決めないとヤバいんだよね」
幸村が苦笑いしながら言った。
ス、スケジュール…?ヤバい…?何が…?
『なんかどっかのお偉いさんみたい、幸村』
「ふふ、何言ってるんだい##NAME1##?俺は宇宙一偉いんだよ?」
『失礼しました』
そうだった。幸村は宇宙一偉いお方だった。
「いやあ、今以外ではちょっと時間がさ。黒魔術の練習しなきゃなんだ」
『「……」』
なんとしても阻止したいけどね。
逆らったらあたしの人生は幕を閉じてしまう。
「ま、まあそういう事ならちゃっちゃと決めようぜ」
ジャッカルはやはり一番早く空気を読んだ。