雑多小説
□揺さぶられる心
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最近、ミシャが合流した。
ライナーをはじめ、皆がミシャを歓迎した。
わたしにとっても仲間が増える事はとても嬉しかったけれど、この少女の芯の強さには圧倒されるばかり。
そのうえ、ライナーにもべったりで、さりげなくモーションをかけたり…。
その行動力の前にわたしはいつもひるんでしまう。
わたしも、戦いが終わった後には戦いの間、何度も自分をかばってくれたライナーを気遣いたい。
でもその役目は自然とミシャのものになってしまう。
その度にいつもわたしは自己嫌悪に陥って、わたしが消えても誰も困らないんだから…とマイナスな考えばかり。