残酷物語

□My existehce value
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あぁ、また殺ってしまった。
まただ、僕の中に住む彼のせいで、辛い、悲しい。

どうして、どうして、僕のために大がかりな準備をしてパーティを開いてくれた皆をどうして、殺すんだ。

どうして僕のふりをして血のジュースを飲むんだ。

もう生きてる者はいないのに。
そこまでして僕を苦しめたいのか。

僕の姿でそういう事をするな、するな、するな、スルナ。

もう、やめてくれないか。
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