残酷物語

□Coffee Break
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僕は何かを掴み棚から手を出した。

…………そこには綺麗なナイフがあった。
ギラギラと輝く綺麗な刃のナイフ。
たちまち脳内には昔の戦争の記憶が蘇ってきた。

敵にナイフで刺されて死んでしまった彼。僕のミスによりナイフで刺してしまい死んでしまったカメレオンのような彼。
様々な記憶が脳に流れ込む。

一通り思いだし、また俺の顔をナイフで見るとそこには狂気に顔を歪めた俺の顔があった。




俺はゆっくりとナイフを持ち部屋に戻った。
青髪のアイツは寝ていた。
そこで俺は音をたてずにアイツの後ろに回り込んだ。

「……死ね。」

誰に言うわけでも無くそう発し、コイツの首にナイフをあて切り裂いた。

…あいかわらず肉を裂く感触は気持ちがいい。
切ってやったアイツに目をやれば、切り口から血を大量に流しこと切れていた。

俺は狂気を含んだ笑みを浮かべた。
多分それは他人からすれば恐ろしいものなのだろう。


そして俺はそのままクッキーを手にとりコイツの血をつけて旨そうに食べた。

血は最高のトッピングだと思う。



〜Coffee Break〜
『…あぁ、また殺ってしまいました。』
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