幼少編
□+Japan+
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祖「いらっしゃい。ルナちゃん」
部屋に入ると、目の前にばあ様が畳に座ってお茶を飲んでいる光景が見えた
『はじめまして、ばあ様!ルナっていいます。半年の間よろしくお願いします』
祖「礼儀正しいのね。こちらこそ、よろしくね」
微笑んで返事を返すばあ様に、ルナも自然に笑みがこぼれた
祖「ユイはどうしたのかい?」
『母様?母様はトンズラしたよ』
さらっと答えたら、ばあ様は苦笑した
それから、ルナはばあ様と家での話をたくさんした
祖「ルナちゃんは賢い子ね」
『そうかな?たぶん、母様と父様にいろいろと教えてもらったからだよ』
ルナは、ばあ様に敬語をしなくていいといわれたので普通に話した
祖「!そうなの。2人とも優しい?」
『うん!母様も父様も大好きだよ』
笑顔でばあ様にいった
祖「それはよかった」
『もしかして、父様との結婚反対だったの?』
祖「そうねぇ、今は反対じゃないけど…最初は反対だったわ」
『だから母様は逃げたんだ』
祖「恥ずかしいみたいね」
再び、2人は顔を見合わせて笑った
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