幼少編

□+Japan+
6ページ/10ページ







祖「いらっしゃい。ルナちゃん」



部屋に入ると、目の前にばあ様が畳に座ってお茶を飲んでいる光景が見えた










『はじめまして、ばあ様!ルナっていいます。半年の間よろしくお願いします』


祖「礼儀正しいのね。こちらこそ、よろしくね」


微笑んで返事を返すばあ様に、ルナも自然に笑みがこぼれた






祖「ユイはどうしたのかい?」


『母様?母様はトンズラしたよ』



さらっと答えたら、ばあ様は苦笑した

















それから、ルナはばあ様と家での話をたくさんした




祖「ルナちゃんは賢い子ね」


『そうかな?たぶん、母様と父様にいろいろと教えてもらったからだよ』


ルナは、ばあ様に敬語をしなくていいといわれたので普通に話した





祖「!そうなの。2人とも優しい?」


『うん!母様も父様も大好きだよ』



笑顔でばあ様にいった






祖「それはよかった」


『もしかして、父様との結婚反対だったの?』


祖「そうねぇ、今は反対じゃないけど…最初は反対だったわ」


『だから母様は逃げたんだ』


祖「恥ずかしいみたいね」




再び、2人は顔を見合わせて笑った
















次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ