偏愛の輪舞曲
□第1譜
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幻燈の街 カラスナ
男「さっさと歩け!!」
少年「っ…」
男は王座に座る女に少年を差し出し女の機嫌をとる。
女「アラ可愛い♡」
男「ミネ様!!今日もまた一段と美しい!!ご所望の少年もお持ちしましたよ!」
ミネ「ありがとう♡ご苦労様〜♡」
男「おい!名前だ!!」
无「…ナ…无…」
无(いっぱい歩いたのにどうしていないの?会いたいよ嘉禄…)
ミネ「ヤダー初々しい♡ほうびにあなた達の商売敵(ライバル)は潰してあげる!」
男「ありがとうございます」
ミネ「相手が死んじゃってもいいのよね?」
ミネはニヤリと怪しげな笑みを浮かべた。
男「それはもう国家防衛機関『輪』のミネ様に殺されるのでしたら相手が悪とみなされるのですから」