ツバサ・クロニクル
□カトレア国
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月日が流れゆきは綺麗な女性になった。
そんなゆきを求め各国からお見合いが殺到する。
この国の姫は25歳までに結婚をしないといけない法律があるからだ。
「も〜!嫌だって言ってるでしょ!」
「…ゆき姫様お待ちを!」
「べーだ!」
ゆきは窓から飛び降りその場から立ち去る。
愛する人の元へ。
「ソラ!」
「…ゆき!また城を抜け出して来たのか?」
「ソラに会いたかったんだもん!」
「………」
ソラは切なげに俯く
「ソラ?」
「もう此処には来るな」
「ソ…ソラ?どうしたの…急に?」
「好きな人が出来た」
「…………」
「だからもうゆきには会えない」
「ソ…ソラ…いや…」
ゆきから一瞬強い光が放たれゆきはその場に倒れこんだ。
「…ゆき!!!」
深い深い眠りに…