ツバサ・クロニクル
□日本国
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ゆきは光輝く街の中を走って、ようやく目的の場所にたどり着く。
プリンセスという名のキャバクラに。
「セ…セーフ?」
「アウトだ」
「そんな〜…」
黒い服を着た男性がそう言うとある綺麗な女性が近づいてきた。
「ゆきおはよう」
「えりかおはよう!」
「また遅刻?ふふふ。」
「もう〜笑わないでよ〜(泣)」
この綺麗な女性はこのお店のNo.1。
あたしの友人でもあって憧れの人でもある。
「ねぇそれよりゆき…お母さんにはまだこの仕事の事は秘密なの?」
そうゆきはまだこの仕事の事を親には秘密にしていた。
心配させたくなかいからだ。
「うん…心配かけたくないから」
「そう…何かあったら言ってね」
えりかは本当に優しいな…あたしは染々思いながらえりかに抱きつく。
「わっ…」
「えりかありがとう!大好き!」
「どういたしまして」
えりかは微笑みながら言った。