星空へ架かる橋

□第1話
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?「おっかしいな〜、確かにこっちだった気がするんだけど……」



俺こと空野 葵はただいま森のなかで絶賛迷子中だ。



葵「いやー参ったな。まさか2時間も森のなかをさ迷うことになるとはなー」



話は3時間前に遡る………………















ーーーーー



葵「やっとついたーーー!」



東京のアパートからここまで来るのにこんなにかかるとはな。



葵「ここが今日から俺が住む山比古町か。昔来たことあったけどこんなに田舎だったんだな」



今日からここに住むかと思うとなぜだか俺は少しワクワクしていた。



葵「まぁ、とりあえず新しい住まいに向かうか。確かお世話になる旅館の名前は………………」



ポケットの中に入ってるメモに書いてあったよな。



葵「ええっと………………よろづよか…………」



昔ここに世話になったみたいだな。なんでもここの女将が親父の古い友人だったそうだ。



葵「とりあえず行ってみるか。バス停は………………あっちだな!」















ーーー


葵「いつになったら着くんだ?バスに乗ってから30分じゃなかったっけ?」



俺がバスに乗ってからすでに1時間がたっていた。



葵「もしかして…………バス間違えた?」



まずいな、逆方向のバスに乗ったとなるとかなり遠くまで来たことになる。
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