09/11の日記

02:20
真実の目覚めは…
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真実の目覚めは黄昏の始まり…、女神よ我らに暁を…。


捨てられた大地に雀が種を蒔き、失意の蝶が舞い降りた、やがて神々が舞い降りて豊かな楽園築かれる…。
しかしそこさえ禁断の果実の木が生える、かつて葡萄の木を枯らし、神々達を眠らせた禁断の木がまた生えた…。

しかし葡萄は神々と、空と闇に守られて、大きく枝葉を広げてた。再び眠った神々が、目覚める時を待ちながら。

ただそこに、一人の聖女が現れた。
何も知らぬ哀れな聖女、彼女のために葡萄の木々は知恵の果実を与えたが、同時に深い闇も宿す…。

聖女はついに触れてはならぬ、決して食してはならぬ禁断の果実に手を出した。

楽園は崩れ、再び蝶は失意と共に異界へと飛び立った…。

迷いし蝶はどこに行く、形を成さぬ原初の闇に舞い降りて、再び葡萄の木々となる…。


二匹の蝶の居場所、僕は知っているけど教えないよ、だって有料情報だもの。
そうそう、コキュートスの氷からは逃れられないよ、だってコキュートスの氷は最大の罪、裏切りを追い続けるのだから…。
(語り:エンドルフィン)

 

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