Short(log)

□狂いそうなくらい
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※グロ注意


「ナマエ…好きなんだ……俺に付いてきてくれないか?」


高杉がそう言った、私は、高杉が私に想いを寄せていたことに驚きながらも丁寧に断った


「悪いな……高杉……これからは、私は自分の道を行くことにしたんだ」

「……そうか……」


そう呟き、背中を向けて歩いていった高杉

そして、高杉は二、三歩歩くと、振り返りこう言った


「……そんな事言ってもよォ……俺ァ知ってんだぜ?お前が……ナマエが俺の事を好きな事を……」

「……高杉……?」


様子がおかしくなった高杉を見て、名前を呼んだが高杉は空を見ながら口を開く


「いっつも…目が合うもんなァ……俺が作戦考えてる時も俺の事を見て、俺が見るとスッと視線を別の方向に移動させるしなァ……そう言って、照れてるだけだよなァ……俺はお前の事を一番良く知ってんだよォ……」

「……何……言って……」

「ナマエ……俺から逃げられると思うなよ」


高杉はそう言って、私を狂った目で見てきた


「ーーーーーーッ!!ッハァ!!」


目が覚めたら、見慣れた天井が見えた


「……ハァッ……ハァッ……」


今のは…昔の……?確かにあの時、高杉は私に背中を向けて歩いていったが……あんな事は言ったか……?

私は、思わず目を手で覆ってしまった、そして、溜息をつきながら布団に背中から倒れ込んだ


「……馬鹿馬鹿しい……」


そう呟き、体を起こして服を着替えた

そして、押し入れに近付いて、神楽を起こした

あれから私は、銀時に付いて行くことにした、アイツといると楽しめそうだったからだ

今は万事屋を営んで、神楽と新八と銀時と私で協力している


「神楽ァ〜起きろ」

「ふぁぁ……ナマエ、おはようアル」

「あぁ、おはよう」


そう言って、神楽の寝室から離れようとした時、神楽が目を見開き


「ナマエ、汗ダクダクアルよ?どうしたアルか?運動でもしたアルか?」

「ん……!!本当だ……汗凄い……」


額に手を置くと、ビタビタになっていた

……いつの間にこんなに……

少し疑問に思っていると、神楽はいつもの髪飾りを付けながら


「銀ちゃんは私が起こすから、ナマエはお風呂入ったらどうアルか?サッパリするヨ」

「んー……頼んだ」


神楽にそう言って、私は先に風呂場に向かった
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