Short(log)

□キミガスキ
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(山崎視点)

ナマエ…今日もかわいい…

でも、ナマエは、俺の事を見てくれない…

ナマエは…俺以外の誰かが好きなんだ…

そんなナマエなんて…


ーイラナイヤー


俺を見てくれないナマエ

俺以外の誰かが好きなナマエ

そんなナマエなら、いっそのこと…

殺してしまって、俺だけの物にしてしまえばいい

そう思い、俺はナマエの部屋に向かった

刀をギラつかせて…


「ナマエ?いる?」

「あれ?山崎?どうした?」


ナマエは、案の定いた

そこで、ナマエに質問してみる


「ナマエは、俺の事好き?」

「は?……どうした?急に…」

「答えてよ」


なかなか答えないナマエに苛立って強い口調で言った

すると、戸惑いながらナマエは


「ま、まぁ…あんまりそう考えたこと無いな…悪い」

「…………そう……」


決まり………

俺の事を見てくれないナマエなんて、死んでしまえ

そして、動かなくなったナマエは、ずっと俺と一緒に……


「ナマエ」

「ん?」


なにも知らないでこっちを見るナマエ

あぁ…最期にこの顔が見れて最高だね


ドスッ…


「………ぇ?」


か細い声でナマエは言った


「……山………崎………?」

「バイバイ、ナマエ」

「………ッ……」


ナマエは、倒れる瞬間俺を睨んできた

あぁ…やっぱり俺の事は好きじゃ無いんだ…

でも、これからは………

ずーーーーーっと一緒だね……

ナマエ………?
 

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