Short2

□ある日の仕事終わり
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ついさっきまで返り血を浴びてしまった体をシャワーで綺麗にして、紅茶を入れてのんびり疲れを癒そうと思い、台所に向かう

確か今日は、リゾットとプロシュート、ペッシ、ギアッチョが休み、メローネとイルーゾォ、ホルマジオ、ソルベとジェラートは任務だったはずだ

休みの四人は台所には居ないだろうと思い、私は短パンとタンクトップで髪の毛が濡れているのでタオルを被って台所に向かっている

丁度マグカップを取り出した時、カチャカチャと食器が鳴る音がして顔を上げた


「あ、ギアッチョ」

「あ?ナマエもう帰ってきた……お前服着ろボケッ!!」


顔を上げると、ジャンケンで負けたのか、ブツブツと文句を言いながらギアッチョが食器を運んでいた、そして声をかけると私の方を向いて、お帰りも言わずに暴言を吐いてきた

食器が世界で一番似合わないクルクル頭に言われたくないと言い返そうとしたが、また怒鳴られそうなのでそのままスルーする


「オメェよ……服着ろって、紅茶なら俺が入れるから」

「着てんじゃん、タンクトップ」

「そうじゃなくて!!ちゃんと袖があるやつを……」

「メローネみたいな服よりマシじゃない?」

「……なんも言い返せれねぇわ」


隣で食器を少し大雑把に洗うギアッチョと話しながらも紅茶を煎れる

丁度いい具合に冷めたところでマグカップを掴み、飲みながら脱ぎっぱなしの服を洗おうと脱衣所に向かう

向かってる間もギアッチョがやかましかったが終始シカトをし続けた


「む、ナマエ」

「あ、リゾットただいま」

「ああ……じゃなくてな、今日は冷えるらしいからその服はやめた方がいいぞ」

「えー……冷えるの?じゃあ着替えようかな」


廊下でリゾットに会い、今日は冷えると聞いて着替えようかと考え直した

紅茶を飲みながらそんな事を考えていると、リゾットは髪の毛もしっかり乾かせと言って被っていたタオルで雑に髪の毛を拭いてきた

思わず紅茶を零しそうになるが手で押さえて耐える

そしてある程度水分を取ると、リゾットは小さく溜め息をしてリビングに戻って行った

私はボサボサの髪の毛は後で解かそうと考えながら服を洗濯機に適当に投げ入れる

そして部屋に戻り、髪の毛を解かしてからタンクトップからTシャツに着替える

マグカップの中も空になり、もう一杯飲もうかと思い、台所にもう一度向かう事にした


「あっ!!ナマエさんおかえりなさい!!」

「ペッシ、ただいま」


部屋を出た時、丁度ペッシと廊下で鉢合わせになり、丁寧に挨拶してきたペッシの頭を軽くポンポンと撫でてから台所に向かう


「もしかして、なにか飲むんですか?」

「ん?ああ、さっき紅茶飲んだんだけど、もう一杯飲もうかなって」

「じゃあ俺が入れてきましょうか?ナマエさん、仕事だったでしょ?」

「え?いいの?じゃあお言葉に甘えて……よろしく」

「はいっ!!」


私が持っていたマグカップを見てか、ペッシが代わりに入れてくれると言ってくれた、それに甘えて私はマグカップをペッシに渡して部屋に戻った
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