Short(log)
□腹立つ情報屋
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私は新宿の情報屋のところでバイトしている
ただ、上司がこれでもかと言うほど変人…いや
「ナマエ〜…太った?」
「太ってねーし!!もう黙れよ!!腹立つ!!」
「アハハハハ!!ナマエもしかして…太った事を認めたくないだけじゃないの?……でも、事実上は太った……女の子はなんでそう外見に気を使うのかな?俺としては別に太ってもいいけど…ナマエは……「ァァァァァ!!もう!!うるさい!!」……あらら…」
そう……私の上司は……とてつもなくしつこいし、こう言っちゃいけないけど……ウザいのだ…
「ナマエ〜」
「……なに?」
「……なんでタメ口?」
「いいじゃん同級生なんだから」
「……俺は一応ナマエの上司だよ?」
「……私の仕事を無くしたのは誰だっけ?」
「……バレてたの?」
「この間アンタの机から出てきた。」
「あちゃー」
しかも、さっきの会話から分かるように……この上司……臨也は私をここに入社させるため、せっかく夢だった仕事を無くしたのだ…考えたら余計腹立つ…
「臨也〜」
「ん?」
「一発殴らせて」
有無を聞かず、私は臨也に向かってパンチをした
これでも以外に格闘技をやってたりする
「うわぁっと」
「……チッ」
軽々しくよけた…こいつ…どこまで腹立つやつなんだよ…こいつ…
「ナマエ……危ないよ…ナマエのパンチはそこらの女の子とは違うの…強すぎるの」
「……うるさいな〜臨也が悪いの!!人の仕事を無くすし…私……あの仕事……本当に夢だったのに……」
「ナマエ……?」
「……臨也の……バカァ!!」
「ナマエ……ぶぁ!!!?」
ふっ……引っ掛かったな…臨也…
必殺技!!「え?泣きそう……どうしよう…あやまろっか…ぶぁ!!!?」
つまり、泣きそうな雰囲気をかもし出して殴るというある意味最悪な技だ
だが、こいつもそれと同じいや…それ以上の事をしたんだ!!
「……ナマエ……卑怯…だ……よ」
「知るかぁ!!アンタはそれ以上の事をしたんだ!!私の繊細なハートに傷をめっちゃ付けたくせに!!よく言えるな!!」
「……ひ……酷……い」
そう言い、臨也は気を失った、そんな臨也を写真に撮り、メールで静雄に送った
ちなみに静雄は、私とは仲がいい方だ
少し待っていると、すぐさま返信がきた
内容は…「グッジョブ」の言葉のみだった